猫と子供とついでに私

猫2匹と子供3人とついでに私(&夫)の、てんやわんやの日々。

猫を飼うと決めた日5ートライアル中の悲劇ー

前回、トライアル直前に2匹を飼うことになり、

ゆべ君の兄弟、すあと共にトライアルを開始した我が家。

しかし、悲劇が起こるのであった・・・

 

前回のブログはこちら↓

nekokodo.hatenablog.com

 

初めから読む方はこちら↓

nekokodo.hatenablog.com

  

次の日から猫達との暮らしがはじまりました。

 

物怖じせず、子供たちが走り回るリビングの畳で堂々と寝るゆべ。

まだ警戒してるのか、ソファーの下から中々出てこないすあ。

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さすがわんぱく小僧。堂々としている。踏まれるぞ。

 

3兄弟の様子はこちら。

 

タロさん(長男)さすがは扱いが上手。抱っこも上手だし、とても優しく触れ合う。

興奮気味の弟たちに「今はそっとしといてあげよう」と教えてあげる姿も。

 

ジロ君(次男):可愛くてしかたがない様子。「ゆべ~♡」と言ってすり寄っていく。

(すあちゃんは逃げていくため、ゆべ君に人気が集中)

が、扱いはまだまだ下手くそ。時々ひやっとする。

 

サブちゃん(三男:こちらも可愛くて仕方がない様子だが、まだ少し遠慮がち。

しかし見ててひやひやする。抱っこしたがる。猫に近づくときは見守る必要あり

 

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自分から3兄弟の真ん中に移動。すっかり4兄弟っぽくなった。

 

トライアルを開始して3日ぐらいは、

家事をしながらでも、子供たちと猫達を見ておく必要があり、

すごく気疲れしました。

 

私も猫を飼うのが初めてなので、どこまで猫ちゃんが大丈夫なのか、

どこまで子供たちに注意をしたらいいかわからず、

一日が終わると、気づけば子供たちと一緒に爆睡。

かなり気を張っていたんだと思います。

 

4日目くらいから、少しずつ気の抜き方がわかり、

こうやって慣れていくのかな~って思っていた矢先・・・

 

 

 

そう、悲劇が起こりました。

 

 

夜、私が布団で子供たちを寝かしつけていました。

この日、初めてすあとゆべが、子供たちの寝ている布団に入ってきました。

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感動。

 

1時間ほどして、2匹はリビングに行き、自由に動き回っていました。

私は、昼寝しすぎて中々寝ないサブちゃんを寝かしつけながら、夢うつつな頃ーー

 

 

ドスン!

 

 

「え?ゆべ?」

 

「・・・大丈夫か!?」

  

突然の音と、リビングで休んでいたオトさん(夫)の心配そうな声。

 

異変に気付き、まだサブちゃんが寝てないけれども、

とりあえず起き上がる。

 

リビングを見ると、そこには後ろ右足を上げたまま歩くゆべの姿が。

 

明らかにおかしい!!

 

オトさん曰く、ダイニングテーブルからキッチンカウンターに飛び移ろうとして、落ちたらしい。

 

「え!?どうしよう!骨!?骨折れた!?」

 

ジャンプして椅子に乗ろうとするも、明らかに動きがおかしい。

 

「ゆべ、ジャンプしたらあかん!」

抱っこしてゆべを止めるオトさん。

 

「病院!?行く!?救急探そう!!」

 

夜でも対応してくれる動物救急病院を、車で15~20分程度のところに発見

電話で事のいきさつを話すと、今から連れて行ってレントゲンを撮ることに。

(ちなみにこの救急病院は、24時間ではなく、夜中2時まで。開いてる時間でよかった💦)

 

ゆべをキャリーケースに入れて、オトさんが車で病院に出発。

 

とりあえず私は、保護主さんにラインで状況を報告

サブちゃんはしばらく起きていましたが、抱っこすると寝ていきました。

 

「もし折れてたらどうしようーー」

心配で猫の骨折について調べるも、猫は人間とは違って安静にはできないため、大きな骨が折れた場合は、大体が手術をして、ボルトやプレートで骨を固定することがわかり、さらに心配になる💦

 

そして、実は高いところよりも、少し低めのところから落ちたほうが骨折しやすいらしい。

ある程度の高さだと、着地するまでに受け身を取る時間があるけれど、

低いと受け身がうまく取れず、ケガすることがあるそうな。

 

確かに、うちのキッチンカウンターは1mぐらい。それほど高くない。

しかしまさか猫が落ちてケガするとは・・・

高いところ好きだし、平気なもんだと思ってた。

 

不安そうにソファーに座っていると、すあが隣に来てちょこんと座ってくれました

「すあ~、ゆべ大丈夫かなぁ・・・折れてないといいけど・・・」

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寄り添うすあ

 

保護主さんからも返事があり、

子猫は自分の能力を把握できておらず、よく落ちてねんざをすること。

今回もねんざの可能性が高いかも?

と連絡くれました。

 

 

そうなのか!!

もうよくわからなくて、とにかくパニクってしまった!

 

でも、もう病院連れてってるし、心配だから念のためこのままレントゲン撮ろう。

 

 

しばらく待っていると、ラインの着信音がーーー

 

 

オト「折れてました

 

 

やっぱ折れてるんかーーーい!!!Σ( ゜Д゜;)

 

 

 

ゆべが折ったのは、後ろ足の脛骨(要はスネ)。

しかし幸いにも、折れ方が綺麗だったのと、隣についてる細い骨は折れていなかったので、

今回は手術はせずに、このまま自然治癒で様子をみることになりました。

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描いてる時に、ゆべがえんぴつにじゃれてきて、線が震えまくった(笑)

 

手術して骨にボルトを入れて固定するとなると、まだまだ成長段階の子猫には

負担が大きく、骨の成長の妨げになったりするそうです。

 

かなり痛がっているので、痛み止めを処方してもらい、

朝になったら、かかりつけ医に脚が腫れてないか見てもらってください、

とのことでした。

 

本当は、骨がずれてくっつかないように、

テープと包帯で足を固定する予定だったのですが、

ふわっふわのゆべの毛では、固定が難しかったらしく、

また、固定してもすぐに外したり、それ自体がストレスになったりするので、

固定をせずに帰ることに。

 

すぐ横の細い骨が、添え木の役割をしてくれるから大丈夫だろう、ということです。

 

 

ほどなくして、家に帰ってきたゆべ。

 

キャリーの中で大人しくしていました。

心配そうにきゃりーにかけよるすあ。

きゃりーをあけてあげると、すあがゆべの顔をペロペロ舐めていました。

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兄弟の絆

 

その姿を見て、兄弟っていいな、と改めて思いました。

 

 

しかしこの骨折をきっかけに、猫2匹と子供たちとの暮らしは、

さらに大変なものになっていくのでしたーーー。

 

次回、モンペと化するママ! に続く。(笑)