猫と子供とついでに私

猫2匹と子供3人とついでに私(&夫)の、てんやわんやの日々。

猫を飼うと決めた日3ー初めての譲渡会ー

前回、里親募集の猫ちゃんをもらう予定で準備バッチリにしてたにもかかわらず、他の方に譲渡が決定し、号泣するタロさん。

 

前回のブログはこちら↓

nekokodo.hatenablog.com

 

初めから読む方はこちら↓

nekokodo.hatenablog.com

 

今回はその続きです。

 

なんとなーく、嫌な予感がしていたオトさん(夫)は、もし譲渡が叶わなかった時のことを考えて、近所で開催される「譲渡会」を調べてくれていました。

 

「譲渡会」とは、その名の通り、動物保護団体などが保護した猫や犬を集めて、里親を探す会です。

私達のような、里親希望の人が来て、実際に猫たちを見て触って、保護主さんとお話することができます。

 

その週末に、近く(といっても車で40分ほど)で譲渡会があるというので、行ってみることに。

そこに参加する予定の4兄弟の保護猫ちゃん達が、とても可愛くて、実際に見てみよう、となりました。

(実際に譲渡会に参加したのは、4兄弟のうち3匹。)

 

正直私は、これまでの経緯から、

もう保護主さんの子供に対する目が怖かったので(笑)、

譲渡会を子連れで行っていいのか、気を付けたらいいことなどを、

事前にネットで調べてから行きました。

 

とりあえず子供たちには

「猫ちゃん達がびっくりて怖がっちゃうから、大きな声を出したり、走ったりしないようにね」

と何度も話をしておきました。

 

あるお寺の中で行われた譲渡会では、複数のボランティア団体が参加していました。

中には子猫から成猫まで、たくさんの猫ちゃん達が・・・・!!!

 

猫達はみんなケージに入っており、その後ろに保護主さんや団体の責任者さんが座っていました。

 

とりあえず猫たちを1匹1匹じっくり見たいけれど、

興奮気味の子供たちを抑えるので精いっぱい!!

とくにさぶちゃん(三男坊)が、走ったりしないよう、つきっきりでガードしていたため、じっくり猫ちゃんを見る余裕は全くありませんでした(笑)

 

そして、事前に調べていた4兄弟達に、ついにご対面!

そこには、3兄弟+1匹(一緒のおうちで保護されている別の猫)が、1つのケージに固まって寝る姿がー

 

ちっちゃくてかわえぇぇぇぇ~!!( *´艸`)

 

お話を聞くと、4兄弟の中で「ゆべ君」というオスの子猫が、子供が多い我が家にはいいのでは、ということでした。

ゆべ君は、白い毛の猫ちゃんでところどころに薄茶色の模様が入っています。

生後2~3か月程度で、体重は1.2キロほど。

4兄弟で一番体が大きく、元気がいいそうです。

 

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ゆべ君マジ天使 

 

もっとよく見て色々お話を聞きたいけれど、さっきから行動を抑えられていたジロ君(次男)とさぶちゃんが、もう限界気味!!!

ひと暴れしだす前に、譲渡会場を出て、寺のお庭を散歩することに。

 

あとは、オトさんとタロさん(長男)にお任せしました。

 

しばらくして出てきたオトさん。

 

さっきのゆべ君にエントリーするでいいかな?」

「いいよー。え、これで譲渡決定なの?」

2週間のトライアルを経て、問題なければそのまま譲渡だよ」

「え?他の人たちはエントリーしてないの?これでエントリーしたら、うちで決定ってことなの?」

「そうじゃない?」

 

ぇ、めっちゃあっさり。( ゚Д゚)

 

子猫ちゃん人気だろうから、きっと複数お声がかかった中で、一番条件的にいい人が選ばれるのかなー、うち小さい子いるからきっと厳しいんだろうなー

 

とか思ってたから、拍子抜け!!

てか今までの苦労なんやってん!!

最初から譲渡会行けばよかったんや!!

 

それから、オトさんに契約関係や事前説明などをやってもらい、

帰路につくことに。

 

今度こそ今度こそ、我が家は念願の猫ちゃんを家族に迎え入れられるのです!

 

 

・・・・無事にトライアルが終われば!!!!!!

※色々事件起こります(宣言) 

 

 

次回、トライアルスタート!、に続く。

 

たまにブログに出てくるイラスト

ブログにちょいちょい雑なイラストが出てきます。

 

我が家で起こる様々な事件。

できればこれは漫画で伝えたいなーって思う時があります。

 

ほら、口で説明するのが難しいシーンってあるじゃないですか。

ジローのティッシュ事件でいうと、「鼻の穴のぼこってしてる奥」ってよくわからんw

そういうときは、漫画の方が伝わりやすいだろうな、って。

 

あとは著作権の問題とか?

このブログの「セレブ」のくだり、デヴィ夫人の画像入れようと思ったんですが、

あれ、いいのかな?って(笑)

じゃー描くか、となります。

(いや別になくてもいいんだけど)

 

しかし、普段から絵の描くことがない私が

いきなり漫画で伝えるのは難しい・・・

 

(これでも昔ちょっと美大行きたいなーって思ったことあったんだけど・・・)

 

なのでリハビリがてら、これからもイラストがたまに出てくると思います。

ちなみにうまくなろうとはあまり思ってませんw

絵は下手でも、漫画が伝わりやすかったらそれでいいのです。

 

見たらわかると思いますが、ペンタブも持ってないので、アナログです。

紙に鉛筆で書いて写メとってますw

ちょーアナログ。

 

このまま続けることができたら、いつかオトさんがいいペンタブを買ってくれるでしょう(笑)

 

というわけで、これからもたまに(無理やり)出てきますが、あまり気にしないでください!

過去の子育てで起こった事件とか、いつか漫画で伝えられるといいな。

猫を飼うと決めた日2ー苦戦する新たな猫探しー

我が家の家族構成はこちらから

 

前回、猫を飼うきっかけになった、1匹の猫との出会いと別れについて書きました。

前回のブログはこちら↓

nekokodo.hatenablog.com

 

今回はその続きです。

 

悲しみを引きずっていたタロさん(長男)は、

その日は習い事のスイミングがあったけど、引きずりすぎて着替えることもできず、

更衣室でも泣きだしてしまいました。

 

しょーーーーーじきに言うと、偶然の出会いがあったからこそ、

「この子を飼おう!」と決心はできたものの、これから新たに探すのであれば、

やっぱり後1年は待った方がいいんじゃないか、と心のどこかで少し迷っていた私。

 

でもこんな姿のタロさんを見て、その気持ちには蓋をしました。

タロさんだけではなく、オトさん(夫)も私も、揃えた猫グッズを見るたびに、

白猫ちゃんのことを思い出し、辛い気持ちになるだろうしね。

 

「我が家に来てくれる縁のある猫ちゃんを見つけよう!!」

決意新たに、その日は就寝しました。

 

次の日は週末、再び家族みんなで猫屋敷へ

インターホンを押し、黒い子猫ちゃんを捕まえれそうかどうか試してみますと、おうちの人に話しました。

 

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黒猫ファミリー

エサや猫のおもちゃなどを持っていきましたが、

さすがはバリバリ警戒中の黒猫ちゃん、

どんな猫でも夢中になると噂の、魅惑のおやつ「ちゅーる」ですら、

私達が近くにいたら食べようとしません。

少し離れたり、捕まえられない安全なところでは食べるものの、

やはり触れる気配すらなく。

 

おうちの人に

「これだけ警戒心が強くて、親も兄弟もそばにいるのなら、子供がいて賑やかな我が家にくるよりも、多少危険があっても、このまま野良猫として生きていったほうが幸せなのではないか」

という話をしました。

(余談ですが、野良猫の寿命は、およそ3~5年程度と言われているそうです。

家猫に比べるとなんと短いことか。野良の世界の厳しさを感じる・・・

でも何をその猫の幸せとするかは、単に寿命だけで測れるものではないな、と思います。)

 

おうちの方も納得してくださり、

「せっかくいい飼い主さんの申し出があったのにねぇ、この子たちも勿体ないことするわねぇ~」

と言っていました(笑)

 

タロさんにも事情を話すと、さすが理解力のある優しいタロさん。

今回は泣くこともなく、あっさりと納得してくれました。

 

そうして、私達は新たに里親募集の猫ちゃんを探すことになりました。

 

 

まずは里親探しのサイトを色々見てみるんですが。。。

 

ほとんどがボランティア団体が出している募集でした。

 

正直・・・なんというか・・・・微妙な感じでした💦

私の住んでいる地域の団体がそうなだけかもしれませんが、書き方が高圧的で、

はっきり言ってしまうと、

 

めっちゃ感じ悪いやん(ぼそっ)

 

 

書いてることは至極全うだし、全然おかしくないのです。

飼い主の責任として当たり前のことを書かれているだけなのですが、

「え、あなた達里親さがしてるんじゃないの?

なんでそんな書き方するの??

せっかく里親になろうとしてる人も、それじゃ逃げてくやん!」

と、私もオトさんもびっくり!!

 

他にも、

・小学生以下の子供がいたらNG

・独身男性NG

・働いていて留守番が5時間以上のところはNG

・2週間に1度定期連絡必須

等々、厳しい条件を提示してくるところも・・・

 

え?この条件、むしろ誰が飼えるの!?( ゚Д゚)

セレブ?セレブだけなの?(笑)

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私が考えるセレブ像(どうでもいい)

 

里親募集には、虐待目的の人や、可愛いからと安易にもらって捨ててしまうような人も実際に来るらしく、条件を厳しくしたり、心配になる気持ちもよぉぉぉくわかります。

 

でも・・・キビシすぎない??

これは、ペットショップに流れてしまうのもわかる気がする。

 

殺処分の頭数が減らないのは、ここにも問題があるんじゃないの・・・?

 

すこし保護猫界の闇を垣間見たような気がしました・・・

 

※もちろん、ボランティア団体の苦労はすごいだろうし、ボランティアであんな大変なことをやっているなんて、頭が下がる思いですし、尊敬します。

※そして全ての団体がそういうめちゃ厳しい条件を提示していたり、高圧的なわけではないです!

※ちゃんとその人と成りを見て判断してくれる素敵な団体もたくさんあると思います。

 

 

ましてや我が家は、小さい子もいるし、おそらく条件的には厳しいはず。

もしここからもらえたとしても、何かと厳しいことを言われ、

嫌な思いをしそうだなぁという未来が容易に想像できてしまい・・・

 

とてもではないですが、ここからもらう気にはなれませんでした。

 

なんで猫ちゃんを家族に迎える素敵な日に、嫌な思いをしなければならないのか^^:

できれば、嬉しい気持ちのまま迎えたいー。

 

オトさんも私も気持ちは一緒でした。

 

一般の方が募集しているものもありましたが、

大体は成猫か、2匹一緒にもらってほしい、というものでした。

 

オトさんは「2匹一緒でもいいんじゃない?」と言っていましたが、

猫1匹飼うのにも、かなりの覚悟が必要だった私。費用も倍だし

2匹一緒なんて、むりむりっっ!!( ゚Д゚)

(今の事実を知ってる方からしたら、「何言ってんのw」ですが)

 

成猫でもよかったんですが、我が家は子供三人いてにぎやかなので、

育ってきた環境によってはそれがストレスになりそうだなと。

小さい時から一緒の方が、適応しやすいようです。

また、長生きしても猫は人間より寿命が短いので、少しでも長く一緒にいたい気持ちもあり、子猫を希望しました。

 

そうすると、譲渡可能な対象エリアでは、条件に合うものが中々見つからず^^;

 

それじゃあ、SNSはどうだろう?

猫を保護している人が直接里親探しをしてないか、検索してみることに。

すると、比較的近くで猫を保護し、里親を探している方をいくつか見つけました。

 

「おぉっ、あるやんあるやん」

 

その中でも、3匹の子猫兄弟を保護した、対応がしっかりしてそうな方に連絡を取りました。

 

こちらの家族構成や住まいなど、諸々やりとりをし、私達は向こうが提示する条件をすべて承諾。

「子猫の間は、安心して過ごせるスペース(ケージなど)を用意してください」

ということで、購入も検討しましたが、置きたいスペースにちょうど合うサイズがなく、週末にホームセンターへ行き、オトさんとタロさんが、案を出し合って、ケージを自作しました。

それがこちら↓

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自作のケージ

 

こちらは全て準備し、子猫3匹は、私達を含む3家族にそれぞれ譲渡する予定で、お話が進んでいました。

猫ちゃんの写真をみながら、いつおうちに来るかみんな楽しみにしていました。

しかし、相手側は、子猫達をとても可愛がっており、やはりこちらに小さな子供がいることを気にしている様子でした。

 

それならと、少しでも安心してもらえるように、

今までの経緯(主に前回ブログで書いたような内容)と、

子供たちやオトさんのそれぞれの性格など、

長文を夜中に3時間ほど作成&推敲して、翌日送りました。

 

「猫を迎え入れるご家庭として、とても十分であることは、ちゃんと伝わっていますよ。」

といった感じの言葉をいただき、ほっと一安心。

 

・・・・が、そこから4日ほど連絡が取れなくなりました。

心配していると、突然、お断りの連絡がーーー

 

「大変申し訳ないですが、近所で兄弟3匹まとめて引き取ってくれる方が見つかり、そちらに譲渡したい」と。

 

まーーーじーーーかーーーー!!( ;∀;)

 

いや、返事が来なくなった時点でちょっと予想してたけれども。

うわーショック・・・

あんなにやりとりに時間費やして、ケージまで用意したのに・・・

 

ていうか、タロさんになんて言おう・・・

ずーっと猫ちゃん来る日を待ちわびてたのに・・・

あんなに頑張って、猫ちゃんが喜んでくれるように考えながらケージ作ったのにな。あーぁ。

 

心の傷にならないか心配・・・・orz

 

 

タロさんが学校から帰宅し、またまたつらい事実を伝えることに。

今回も慎重に、そして前向きに話すように気を付けました。

 

「猫ちゃんね、うちに来れなくなっちゃったんだって。

猫ちゃん3兄弟だったでしょ?

保護してくれてる人の近所にね、3兄弟まとめて面倒見てくれる人が現れたんだって。

タロさんも3兄弟だからわかると思うけど、兄弟が別々に暮らすより、みんな一緒に暮らせた方が幸せじゃない?

だからママも辛いけど、猫ちゃんの幸せのために、今回はあきらめよう。」

 

 

タロさん、号泣ーー(2週間ぶり2回目)

 

 

あぁ、デジャブ。

そうだよね、辛いよね。ずーっと楽しみに待ってたもんね。

いくらでも泣きなさい。

いやーママも辛いよ、振出しにもどっちゃったよ。

こんな思いするなら、もうペットショップで買った方がいいじゃないだろうかー。

 

次回、初の譲渡会へ、に続く。

(長くてごめんね、てへぺろ

 

最後に補足:

誤解が無いように説明しておくと、保護主さんはとても迷って家族で議論した上で、猫の幸せを一番に考えてこの決断をしました。

私達にも、とても申し訳なく思っており、息子の心の傷も心配してくれました。

私としてはショックではありましたが、恨んではいませんし、しようがない選択だったと思っています。

 

ジローの珍事件

シリアスな記事の次に、ネタみたいな話ですみませんw

猫を飼うと決めた日 - 猫と子供とついでに私

の続きは、また後程アップします。

今日は我が家で起こった珍事件についてどうぞ↓

 

毎日毎日、何かしら事件が起こる我が家。

今日はジロー(次男)がやらかしました( ;∀;)

 

何やら鼻を必死にいじっているジロー

 

私「あんまり触ると血が出るよー」

 

ジロ「ままー、てぃっしゅが取れなくなっちゃった」

 

ん?

ティッシュ!?

 

え?

鼻に!?

 

ジロ「うん、ここのおくにあるーーー」

 

左の鼻の穴を指すジロー。

 

えぇ!?なんでそんなことに!?笑

 

とりあえず横になってもらい、携帯のライトをあててみてみると・・・・

 

たしかに・・・・かなり奥に白いものが見えるような・・・

 

鼻の穴を覗いたときに、両サイドからぼこっと出てる部分があるじゃないですか、

あれの奥に白いものがあるようなないような・・・(よく見えない)


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私「鼻かむ時みたいに「ふんっ」ってしてみて。」

 

ジロー「ずずっ」

 

私「いやそれ絶対吸うてるやん!逆や(笑)」

 

うまくかめないみたいなので、とりあえずピンセットで取ってみるも、よく見えないわ、ジローが動くわで取れない。

 

そこで、ライトを昔の携帯のライトにチェンジすることに。

今のライトは携帯の左右中心近くにあるのですが、前の携帯は右上にあるので、狙ったところに光を当てやすいのです。

 

「おわっ!!見えた!あるある!!!!」

 

確かにありました、ティッシュが。

 

いや、マジでなんでこんなことになるねん。笑

 

再びピンセットで取ろうとするも、なかなか取れない。

 

いやこれ取れへんかったら、病院行き?

受付でなんて言うの?鼻の穴に入ったティッシュが取れませんって?

いや、恥ずかしすぎる!!絶対笑ってまうやん!!

 

めげずにもう一度チャレンジすると、

 

「はっくしゅーーーん!」

 

ピンセットがこしょばかったのか、大きなくしゃみが出たジロー。

 

もう一度覗いてみると・・・・

 

いる!ティッシュが!!!

今度はぼこっとしてる手前側におわします!

 

今のくしゃみで前に出てきたんやな!ナイス!

 

無事ピンセットでつまんで終了。

 

私「よかったなぁ!あやうく病院行きになるところやったで!笑」

 

ジロー「あーよかったぁ」

 

これに懲りて、勝手にティッシュを鼻につめないようにね、ジロー君(笑)

猫を飼うと決めた日ー1匹の猫との出会いと別れー

(我が家の家族構成はこちらから)

 

毎日子育てに明け暮れていた私に、

コロナ禍がきっかけで少し余裕ができてきた頃。

(詳しくは前回のブログをどうぞ↓)

nekokodo.hatenablog.com

 

 

ジロー君(次男)の幼稚園の送り迎えの途中に、

私が「猫屋敷」と呼んでるおうちがあります。

 

野良猫が5匹ほど庭にいて、玄関先でよくひなたぼっこをしているのです。

 

日によって猫の種類は多少入れ替わるのですが、

大体が黒猫ちゃんで、集団生活しています。

 

息子たちは、毎日そのおうちの前を通るのを楽しみにしていて、

家が近くなってくると「今日は猫ちゃんいるかなぁ?」と聞いてきます。

 

ある日、いつもの猫屋敷前を通ると、玄関先に白っぽいふわふわの塊がひとつ。

 

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「ん?」

 

 

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よく見ると、とても小さい子猫ちゃんではないか!!

片目が上手に開いておらず、産まれて1か月も経っていないのでは?というくらいの小ささ!

 

「うあぁぁぁ~かわいいいぃぃ~♡(小声)」

 

大きな声を出すと逃げちゃうので、

息子たちと遠巻きに、猫ちゃんたちを眺めていました。

 

その日は「また来るからねー!」と言って、バイバイしました。

 

それから1か月ほど、その赤ちゃん猫をみかけることもなく、私たちもすっかり忘れていたある日、

 

再び猫屋敷の玄関先に、小さな猫ちゃんがっ!!!

 

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(写真下手くそか!!という意見はご遠慮ください。笑

門の中に入った後に撮ったんだもの;;)

 

「わぁ!もしかしてあの時の子かな!?少し大きくなってる!!」

 

前回とは違い、おめめもぱっちり開いていて、あいかわらず可愛らしい姿をしていました。

 

ここで、ジロー君がじりじりと、子猫ちゃんと距離を詰めていく!!

(ジローは、走ると猫が逃げて行ってしまうことを理解しています。)

 

「あれ?逃げないなぁ、珍しい」

 

基本野良猫ちゃん達なので、人に対する警戒心が強く、

今までの子たちは、一定の距離近づくと、必ず門の中に逃げてしまいます。

そのため、毎日見ていても、触ったりなでたりしたことはありませんでした。

 

 

そして、ついに!

ジローは子猫ちゃんの目の前にしゃがみ、手を頭に伸ばすっっっ!!

 

「さ、触れるのか!?触ったーーーー!!!!

 

ジローは、優しく子猫ちゃんの頭をナデナデ。

それをみてサブちゃん(三男坊)も近づき、一緒に優しくナデナデ。

 

「うあぁ、人懐っこい猫ちゃんだなぁ!まだ小っちゃいから警戒心がないのかな?」

 

少しナデナデしていたら、偶然おうちの方が出てきました。

 

「あ、こんにちは!猫ちゃん見させてもらっています!」

 

実は2~3度、こうやって偶然会ってお話したことがあり(向こうが覚えてるか分からないがw)、「いつでも見ていってね」と言われていたので、玄関で会っても気まずさはありませんでした。

 

そこから少しお話をしていると、

「ここらの野良猫たちが庭に集まってきて住み着いてるんだけど、

最近増えすぎて困っている。貰い手を探してるんだけど。

と言われました。

 

野良とは言えど、おうちの方が飼っているようなものなのだろうな~と思っていたので、びっくり!

 

実はタロさん(長男)とオトさん(夫)が、大の猫好きで、

ここ数年、猫飼いたいと言われ続けていたのを、私がNO!している状態だったので、めちゃめちゃ迷いました。

(長男の猫飼いたいアピールについては、こちらをどうぞ↓)

nekokodo.hatenablog.com

 

もし猫を飼うとしたら、サブちゃんが幼稚園(プレ)に入る1年後以降に、保護猫などで、偶然いい出会いがあれば飼ってもいいかなぁ~と思っていました。

(現在でも、年間4万頭近い猫が殺処分されている現状を知り、ペットショップで買うことは考えていませんでした。)

 

しかし、コロナ禍で旦那が在宅になり、少し余裕が見えてきたこのタイミングで!

本来なら警戒心MAXである野良猫ちゃんに、偶然にも人懐っこい子猫が現れた!!

 

これは神様に飼えと言われているのではないかっ(;゚Д゚)(大げさ)

 

正直迷ったものの、その場では判断できず、

「ちょっと家族と相談します!他にも猫ちゃん欲しい人がいないか聞いてみますね!」

と言って、その日はバイバイしました。

 

それから数日間、毎日猫ちゃんを見ては悩んでいました。

その白猫ちゃんは、他の黒猫ちゃん達と行動を共にしているものの、明らかに毛色が一人だけ違いました。

「たぶん血はつながってないんだろうなぁ・・・」

その近所で、たまに子猫と同じ毛色の成猫を見かけるので、その猫ちゃんが親かな、と推測しました。

でも、その子猫と一緒にいるところを見たことないし、子育てしてる気配はないなぁ・・・

たぶん育児放棄してて、一緒にいた黒猫ファミリー(親猫2匹と子猫2匹)が面倒みてるんだろうな。

 

「貰い手を探している」と言われて4日後くらい、

再び玄関先で子猫ちゃんに会い、子供たちは優しくなでていました。

その姿を見て、「これだけ優しく接することができるんだったら、子供たちも猫ちゃんも安心して暮らしていけるのではないか」と判断しました。

 

そして何よりも

単純にその猫が可愛い( ;∀;)チクショウ

 

絶対大変になるだろうけど、この子をうちの家族として迎え入れよう!死ぬまで面倒を見よう!という決意が、その時できました。

 

その日、帰ってすぐオトさんに相談し、オトさんは大喜び!

帰ってきたタロさんにも話し、タロさんも大喜び!

 

ただ、タロさんには以下のような話をしました。

「ママは家事や弟たちの面倒を見るので忙しいし、猫のお世話隊長はタロさんがやってね!

猫が食べたら困るから、小さいおもちゃはまたしまわないといけないし、ケガしたら困るから、お部屋は綺麗に保たないといけないよ。

扉も開けっ放しだと逃げちゃうからね、すぐ閉めるようにしよう。

旅行にも行きづらくなるからね。」

 

タロさんは、「分かった!」と納得してくれました。

 

そこから子供たちは、おもちゃで遊んだ後の片づけを頑張り、扉があけっぱなしになっていたら、お互い注意するようになりました。

 

正直ここまでするようになるのかと、びっくり!

 

私とオトさんも、部屋を片付け、食べ終わった後はすぐ片づけをし、流し台をピカピカの状態にするようになりました。

 

猫さまさまっっ!!!(_人_)

 

その週末は家族みんなで、必要最低限の猫グッズを買いにいくことに。

車の中では「猫の名前何にする?」とみんなで案を出し合いましたが、

結論、タロさんの「実際に猫ちゃんを見てから決めよう!」という一言で、決定はしませんでした(笑)

(猫ちゃんに実際にあったことあるのは、私・ジロ・サブだけで、タロ・オトさんは写真でしか見たことありません。)

 

そして、いよいよ子猫を迎えに行きました。

 

その日は猫たちは誰もおらず空振り。

おうちのインターホンを押して、

「あの子猫ちゃんを飼うことにしました!見かけたら教えてください!」

といって、携帯番号を渡しました。

「朝方によくいるので、朝見に来るといいですよ」

と教えてもらい、そこから毎日、朝見に行くもいない。

 

というか、黒猫ファミリーはいても、その白猫ちゃんだけがいない・・・

 

「うーーん、大丈夫かなぁ・・・」

 

オトさんと少し心配していたところ、

おうちの人から電話がありました

 

「子猫ちゃんを捕まえようとしてるんだけど、警戒心がつよくてなかなか難しい。餌をあげて手なづけないといけないので、数日はかかりそう」

と連絡がきました。

「よかった!いたんだ!!」とホっとし、

「今から伺っていいですか?」と聞いて、キャリーと餌をもって、猫屋敷へ。

 

おうちの人は、黒猫ちゃんを必死に捕まえようとしていました。

 

「あれ?白猫ちゃんはいないんですか??」

あの子は数日前に道で倒れててね・・・亡くなってたんだ

 

 

言葉を失いました。

 

 

え??

 

うそっ!!!

 

前なでてあげたときは、あんな元気そうだったのに!!!!

 

なんであの時保護しなかったんだ!!!

そうしたら助かってたかもしれないのに!!!

 

 

飼育グッズがなかったので、仕方がなかったとはいえ、あまりのタイミングの悪さに、かなりのショックを受けました。

 

もっと自分が早く決断できていたらーー。

 

 

「白猫ちゃんを貰う予定だったので、いったん帰って家族に相談してみますね、ありがとうございます。」

と言って、その日は帰りました。

 

オトさんに話すと、オトさんもかなりショックを受けていましたが、

「しょうがないよ、他の猫ちゃんを探そう」と前向きに話してくれました。

 

次はタロさん・・・・

毎日学校から帰ってくると、開口一番に「今日は猫ちゃんいた?捕まえられた?」

と聞いてくるタロさん。

家に帰ったら、もう猫ちゃんがおうちにいるかもしれない、と本当に毎日楽しみにしていました。

 

猫ちゃんが亡くなっていたことを話し、できるだけ、前向きになるように慎重に話をしました。

 

「子猫ちゃんは、このおうちに来てもすぐ亡くなっていたかもしれない。

 

家にくる直前の、このタイミングで亡くなったことには意味があるのかも。

 

私たちがいったん家族として受け入れてからすぐ亡くなってしまったら、私たちは今以上にショックだったと思うんだ。

 

このおうちに家族として迎え入れる縁のある猫ちゃんはきっといるから。

 

今猫のおうちの人が、黒猫ちゃんを捕まえようとしてくれているから、一旦返事を待とう。

 

ただ、黒猫ちゃんは警戒心が強いし、家族と一緒だから、もし難しそうだったら、新しい猫ちゃんを探そう。

 

 

ーーータロさん、号泣。

 

だよね・・・毎日あんなに楽しみにしてたもんね。

猫の世話もがんばるって言ってたもんね。

片づけも頑張ってたもんね。

 

悲しみで、その日一日ひきづっていたタロさん・・・

 

 

次回、新たな猫探しに続きます。 

猫をどうしても飼いたい息子

うちのオトさん(夫)は猫が大好き。

そして、タロさん(長男)も猫が大好き。

 

タロさんの猫好きは、だんだん進化し、

随所で猫飼いたいアピールをしてくるようになりました。

(本人はアピールしてるつもりはないんですけどねw)

 

まずは七夕。

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いやどんだけ。笑

 

 

自由に文章を作る課題にて。

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息子の学校プリントを見てたら偶然見つけてしまった(汗

 

 

さらに自由帳。

 

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ぜったいに、というところに強い意志を感じる(笑)

 

 

しかし私は、猫を飼いたいオトさんとタロさんの訴えをここ数年断ってきました

 

だって、息子たちだけでいっぱいいっぱいなんだもの!!

今はこれ以上生き物を育ててる余裕がない(笑)

 

猫を飼ったことないから、お世話がどれだけ大変かもわからないし、ましてやサブちゃん(三男)はまだ2歳になったばかり。

力加減も分からないだろうし、説明して通じる相手ではない。

 

それに今まで、家に小さい子が常にいたので、LaQやレゴ、クーゲルバーンなど、食べてしまいそうなものは、出さずに閉まってきました。

最近やっと出せるのようになったのに、再びしまわわないといけないのは可哀想だしなぁ…

 

もう少し下の子達がおっきくなって、私の余裕ができてから、考えよう。

ずっとそう思ってきました。

 

そう、あの出来事が起こるまでは…

 

猫を飼うと決めた日 - 猫と子供とついでに私

に続く。 

 

コロナ禍での我が家の変化

私には、子供が3人います。

 

こだわり派で心優しい 6歳タロさん

ビビりでヒョウキンもの 3歳ジロくん

意思が強く末っ子なのになぜか面倒見がいい 2歳サブちゃん

 

男の子3人の子育ては、毎日がてんわやんわ。

特に下2人が年子なので、本当に大変でした💦

 

タロさんが生まれてからというもの「後1~2年したら楽になるから!!」と

周りから言われるも、楽になるどころか、どんどん大変になっていくやん( ゚Д゚)

 

気づけば、日々の大変さが更新されていく中、7年近く経っていました

 

そして、2020年、記念すべき東京オリンピックが開催されるはずであったこの年、

 

 まさかのコロナ禍!!!!

 

暮らしは一変しました。

 

元々、うちの夫(オトさん)は、仕事が忙しく、毎日子供たちが寝静まってから帰ってくるので、私は平日ほぼ一人で子育てしていました。

 

ところが、コロナでオトさんは在宅ワークになり、

基本就業中は2階に引きこもっているものの、

毎日おうちにいて、一緒にご飯を食べれるようになりました。

 

「え?それって今までとあまり変わらないやん」

 

と思うかもしれません。

 

ぜんっぜん違うんです!!!!(マジで)

 

確かにご飯の時しか2階から降りてきませんが、

5人家族の我が家は、食器の数も多いので、配膳も大変!

さらに子供たちが

「お水!スプーン!ふりかけ!こぼした!お肉切って!お魚ほぐして!」

と3人それぞれが要求してくるので、母はロクに席にもつけず…

 

あぁ、私のご飯が冷めていくぅぅ・・・(´Д`)

 

そんなところに、オトさんが1人いてくれると、

一緒に子供たちの対応をしてくれるから、とても助かるんです。

私も温かいうちにご飯が食べれる!

 

また、2歳のサブちゃんはまだまだお昼寝をします。

お兄ちゃん達のお迎えや習い事の時に、もしサブちゃんが寝ていたら、

今までだったら1人で家に置いておくこともできず、

寝ててもとにかく連れて行かなきゃいけなかったんですが、

オトさんが家にいれば、そのまま寝かせておける!!!

 

これはデカい!!!

 

というわけで、

子供たちが成長したおかげももちろんありますが、

オトさんが在宅ワークになったことで、

今までずーっと大変だった子育てに

「あれ?楽になったかも?」と思う瞬間が増えてきたのでした。